ezeepは、カーボンニュートラルな印刷に取り組んでいます。

長年にわたり、私たちは紙のないオフィスを夢見てきました。しかし、スクリーン表示されるだけで情報が交換される環境よりも、印刷された紙の方が歓迎されるケースが多く存在します。電力を必要としない点で、紙は電子書籍、モニターやインターネットと比較してもCO2排出の影響を受けません。

Tips for Reducing CO2 when Printing

印刷のカーボンフットプリントとは?

印刷のCO2に対する影響は、当初考えられているよりもずっと小さな規模です。正直に言うと、世界中の紙関連の産業の規模や事業内容が大きく異なるため、紙のCO2フットプリントに関して信頼できる数字を見つけることは簡単ではありません。

生産される紙全体の中で、紙の消費量は包装用が圧倒的に多く、これに比べると、オフィスで使用される紙の消費量そのものは比較的小さいです。

-しかし、おおよその目安として…

  • 1キロの紙を生産することによって約1キロのCO2が発生します(再生されていない場合は1.2kgのCO2、再生紙の場合は0.7kgのCO2)。
  • -通常80g/m²のオフィス用紙を使用すると、1平方メートルあたり16枚の紙が出力されます。
  • -この80gを16枚で割ると、1ページ当りわずか5gのCO2が発生することになります。

印刷プロセス中のエネルギー消費も CO2排出に影響を及ぼします。インクジェットプリンタの場合はほとんど無視でき、印刷には15ワットしか必要ありません。マシンが温まるフェーズで1300ワットが必要なレーザープリンタを使用する場合、次の数字が計算されます。

  • -1キロワット毎時当り474gのCO2、または1分当り7.9gのCO2が発生します。
  • -1.3KWで10ページ/分を印刷するレーザープリンタは、7.9g CO2 x 1.3KW = 10.27g CO2を排出します。
  • -つまり、レーザープリンタで印刷すると1ページ当り約1gのCO2が発生することを意味します。

したがって、インクジェットプリンタを使用する場合、印刷された1ページ当りのCO2排出量は5gであり、レーザープリンタを使用する場合は6gです。

ezeepでのカーボンニュートラル印刷

印刷時のCO2削減は第一歩ですが、私たちはさらに多くの削減努力を続けたいと考えています。そのため、ezeepはカーボンニュートラルなホスティングサービスのプロバイダ企業と契約しサービスを提供しています。さらに、私たちはjustdiggit.orgの環境保全活動を支援することにより、お客様の印刷によるCO2排出を量的にオフセットしています。

Justdiggitは、アフリカの乾燥・劣化した土地を緑化し、回復させることに取り組んでいます。CO2排出を削減するだけでなく、乾燥地域の森林を回復する。それが気候変動に対して最も効率的な対策であると、私たちは信じています。

しかし、印刷によって排出されたCO2を削減したりオフセットするだけでは、気候変動から私たちの未来を救うことはできません。つまり、印刷の影響はあまりにも小さいからです。比較のために例を出せば、1個のチーズバーガーのカーボンフットプリントは、400〜800ページの紙を印刷するのと同じだからです。

気候変動に対するニュートラルな印刷は、あなたやあなたの組織にとって取り組みの始まりに過ぎません。justdiggit.orgや他の気候変動の対策に取り組む団体を支援することにより、あなた自身がポジティブな影響を与えることができると感じるかもしれません。

JUSTDIGGIT.ORG – Billboard